「畳を取り替える」と言った場合、「裏返し」「表替え」「新畳」の3つのやり方があります。 裏返しと表替えは、畳の痛み具合によってはおすすめできない場合もありますので、必ず事前にご相談ください。
裏返し
ご使用中の畳から表面に張られている畳表とヘリをはずし、畳表を裏返して再利用し、新品のヘリをつけます。再利用する部分がもっとも多いやり方です。材料コスト的には確かに割安になりますが、新しくした感じを得られない場合が多いです。
表替え
ご使用中の畳から表面に張られている畳表とヘリをはずし、これらを新品に交換します。畳の台(畳床と言います)は再利用しますので、コストが割安な上、表層部分が完全に新品同様になりますので、比較的お得なやり方です。
新畳
畳全体がすべて新品になります
目安となる金額は、こちらの「お値段一覧」をご覧ください。 畳は、実際にはお選びになられるヘリの種類などによって料金が上下する場合もございます。 なお、これらの料金はすべて、材料費・作業工賃・運搬費用などの諸経費を含んだものです。 >>関連リンク:お値段一覧
畳の表替えは、朝お預かりして夕方お届けするは即日仕上げが可能です。この即日仕上げは、お客様との距離によってお受けできない場合もございますので、事前にお問い合わせください。それ以外の納期の目処に関しましては下記一覧表をご参考ください。
「畳の表替え」や「ふすまの貼り替え」といった引き取りが必要な場合を例にすると、次のようになります。
新畳の場合は、お部屋の採寸作業も加わります。 いずれの場合も、必ずサンプルを直接ご確認した上で作業を始めますので、必ず一度はお客様の下にお伺いすることになります。
同じ室内での畳の位置の変更や、現在使用中の畳を別のお部屋に移動して使うということは、通常は出来ません。畳がお部屋にぴったりおさまるためには、その部屋ごとに製造される必要があり、同じ住居内の同じサイズの部屋でも実際は微妙に異なります。畳はそのお部屋で使うためにしつらえられたいわばカスタムメイド品であるということをご理解ください。