まずは畳表の良し悪しがあります。良い畳表には、長い茎のイグサがぎっしりと織り込まれています。そして見た目に細く、色が均一に見えます。このような畳表は痛みにくいので長持ちします。
それから畳床の良し悪しもあります。しっかりと作られた畳床は圧縮に対して強く、へこみにくい特長があります。それでいて歩いた時に、適度に受け止めてくれる弾力感もあります。
最後に逢着にも良し悪しがあります。縁の幅が一定でまっすぐであり、敷きこんだ時に隙間や膨れ上がりもなく、ぴったりと敷きこまれた畳は熟達した職人技によるものと言えます。
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